化学純度分析
不純物や分解物の分析は、初期処方開発の基礎となるものです。お客様のプロジェクトを臨床段階へ、さらには上市へと推進するため、安定性やバイオアベイラビリティの高い製剤を設計や、原薬の化学的特性の理解が欠かせません。パセオンは広範な技術力でお客様をサポートいたします。
高速液体クロマトグラフィ(HPLC)、超高速液体クロマトグラフィ(UPLC)、およびフォトダーオードアレイ(PDA)検出器によって、お客様の検体のための分析法を開発し、試験を実施いたします。既知・未知の不純物や分解物から有効成分を分離し、化学純度を確認するために、科学的な評価を行います。
パセオンの経験豊富な専属チームによる初期開発プログラムには、こうした化学純度分析がシームレスに組み込まれています。パセオンの統合サービスは、お客様の開発化合物をコスト効率良く上市するための最短コースです。
~事例紹介~
課題
パセオンは、あるPDA検出器によって、HPLCで共溶出する成分のピークを検出できるかどうかを検証する試験を実施しました。このPDA検出器は紫外分光法をベースにしており、比較的特異性が低いものでした。
解決策
紫外スペクトルが(1)ほぼ同一、(2)非常に類似している、(3)類似している、という3種類の夾雑成分を添加してHPLCを実施し、共溶出ピークを得ました。上記のPDA検出器で測定を行ったところ、(1)では添加濃度が10%でも夾雑成分は検出できませんでしたが、(2)では0.5%、(3)では0.2%で検出が可能でした。
結果
スペクトルにやや差がある夾雑成分であれば、同PDA検出器で対応可能であることを確認できました。